アンチエイジング歯科
アンチエイジングとは、英語で「抗老化」ということですが、これは老化による体の衰えに対して、いつまでも若さを保っていこう、というような意味です。
アンチエイジングには、歯の健康が大きく関わっていることをご存知ですか?
いつまでも健康的な若々しさを保つためにも、まずはアンチエイジング歯科を受診し、自分のお口の健康状態をチェックしてみましょう。
年齢は口元に現れやすい
よく老化現象は、まず目元、口元に現れると言います。
そのため、女性ではアンチエイジング効果のあるクリームを外側から塗ってシワやたるみを防ごうと頑張っている人も多いかと思います。
しかし、実は口の中の状態が口周りのシワやたるみの原因になっている場合も多いのです。
歯が抜けていたり、噛み合わせが悪かったり、虫歯だらけだったりすると、口を開けて笑えなかったり、よく噛めないことなどにより、口の周りの筋肉があまり使われず、皮膚もたるみがちになります。
また、人とのコミュニケーションに消極的になることで、精神的にもふさぎがちになり老け込んでしまいやすくなります。
口の不健康は体の老化を早めてしまう
口の不健康は、顔の加齢を早めてしまうだけでなく、次のようなことからも体の老化を進めてしまいます。
1.全身疾患を引き起こす
歯周病が進行すると、心筋梗塞や狭心症、脳血管障害、糖尿病、骨そしょう症などを引き起こしやすくなることがわかっています。
2.噛めなくなると脳が老化しやすくなる
噛む、という行為は脳を刺激します。
そのため噛めなくなると、脳への刺激がなくなるため、認知症やアルツハイマー病のリスクが高くなるとされています。
3.噛み合わせが悪くなると肩こり、腰痛などの不調をまねく
歯がうまく噛み合っていないと、噛む筋肉が均等に使われず、それにつながる全身の様々な筋肉にも影響が出て、全身が歪む原因になり、肩こりや腰痛などをまねいてしまうことがあります。
お口のアンチエイジングのポイント
お口からアンチエイジングを始めるためのポイントは、次の通りです。
噛み合わせがいいこと
歯が全て揃っていても、噛み合わせの不調和があると、筋肉がうまく使われないため、皮膚のたるみを起こしたり、全身の歪みを引き起こして体のあちこちに痛みを感じやすくなリます。
つまり、噛み合わせがいいことは、それだけでアンチエイジング効果を発揮します。
虫歯や歯周病がないこと
健康な白い歯、健康的な歯茎は、それだけで若々しい印象を与えます。
しかし、それだけでなく、全身の健康を保つ上で口の健康は大変重要です。
歯が抜けたままになっていないか
歯が抜けずに揃っていることは、心身の健康状態を良くし、若々しくいるために大変重要なことです。
また、噛めなくなるとで筋肉がうまく使われずシワやたるみが起こりやすくなります。
唾液はちゃんと出ているか
あまり話さない、食事中にあまり噛まないという場合、口の中の唾液が減ってドライマウスになることがあります。
ドライマウスは、虫歯や歯周病を起こしやすくなったり、活性酸素が増える原因になるとも言われており、シミやシワを作りやすくなります。
そのため、よく話し、よく噛むことによって唾液を増やすことが大切です。